サイディング

サイディングとは、建物の外壁に使用される建材で、工場生産のため品質にムラがなく施工もしやすいのが特徴です。ボード状の建材なので運搬なども楽です。素材はいろいろあり、木質系、窯業系、金属系、樹脂系などの種類があります。

★各素材の特色

木質系サイディング

天然木に塗装をしたもので、特徴としては断熱性があり素材としての柔らかさもあり風合いが良いのが最大の特長です。使用する樹木の種類もいろいろあります。ただ木材なので防火性能が弱いですが、最近では防火性能を備えたボードも開発されています。

木質系サイディング

木質系サイディング

窯業系サイディング

原料はセメントなどに繊維質の原料を加えて成型したもので、最近の新築住宅やリフォームなどでは最も多く使用されているサイディングです。硬質で素材の密度が高いために耐震性、防火性、遮音性などにも優れています。厚みも14mm~18mmまであり、色や外観のデザインなども豊富に揃っていて、タイル調や天然石のような外観も持つものもあります。なので様々なデザインの住宅にも合わせることのできるボードがあるのでもっとも使用されているサイディングです。またサイディングの継ぎ目のシーリングを目立たなくした商品も出ています。窯業系のサイディングのメンテナンスのポイントは塗装面やシーリングで、塗装の色褪せやシーリングのひび割れなどがあるので、この辺のメンテナンスが重要なポイントになります。

窯業系サイディング


窯業系サイディング

金属系サイディング

金属系のサイディングは表面材にガルバリウム鋼板やアルミニウム合金板、ステンレス鋼板などを使ったものがあります。軽量で建物に負担がかからないので、外壁のリフォームなどにも適しています。特徴としては、断熱性、防水性、遮音性などに優れ、低温にも強いので寒冷地での建物にも向いています。最近ではデザインのバリエーションも豊富にそろっているので、いろいろなデザインの建物にもマッチングする商品も豊富に販売されています。

金属系サイディング

金属系サイディング

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは塩化ビニール樹脂を原料にしたもので、寒冷な北米で生まれた建材なので耐久性や塩害、凍結害や耐候性にも優れています。錆や腐食の心配もないうえ、軽いのでリフォームには一番適しているかもしれません。ただ、防火性という面では若干の弱点があるので、建築基準法で規制されています。準防火地域などで使用するには、建築基準法の制限を認定した商品を使わなければなりません。

樹脂系の壁というとなんとなく安っぽいというイメージがあるますが、最近ではデザイン的にも良いうえ、イニシャルコストはそこそこですが、メンテナンス不要なのでランニングコスト的には他のサイディングと比べるとかなり費用的にはお得ということになるようです。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディング

このようにサイディングは素材によって様々な特徴のある商品があるので、建物のデザインだけではなく建物の建っている場所の自然環境(寒冷地や塩害や雨や雪のの量など)に適した商品を選ぶことが重要です。また保証やメンテナンス費用などを十分に確認して商品選びをすることが大切です。

カテゴリー: お役立ちリフォーム・建築用語集, 建築材料・建築資材   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

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